★患者さんに喜ばれ、満足していただける医院を目指しています。
○ 出来るだけ歯を抜かない、削らない治療。
○ 「口腔単位での治療」を基本にしています。
○ 保険・自費に関係なく正しい治療を実施。

▼私たちの終末処置は、歯を抜くことですが、これはどうしようもなく役に立たなくなったから抜くので、抜いたらもう出てきませんし、その修復にはインプラントや義歯などで直されますが、それなりの利点欠点があります。
▼当院では、どうしても抜かなければならない場合にはＸrayを取り、説明し、同意の上で抜くようにしています。
その場で同意なさらない場合は、必ず、どのような歯でも患者さんの歯である以上は抜歯しないようにしています。
▼また、歯を削るということは、体でいえば皮膚をはぎ取るような行為ですが、皮膚は再生しますが、歯は再生しないという大きな違いがあります。
▽一度歯を削って詰めたりすると、詰めた周りの歯は欠けやすくなります。
▽欠けると、また欠けた部分を含めて大きく削り詰めることにもなります。
▽それらを繰り返していると、歯は薄く欠けやすくなり、終りのほうでは取れないためには全体を削りかぶせることにもなります。
▽また、これから何年かすると、歯が浸みてきて今度は神経を取るようなことになります。
　神経を取るということは、歯は弱くなり、今度は破折の原因にもなり、歯を長期的には歯を失っていく結果となります。

▼当院では、原則として口の中を一つの臓器と考え、一本の歯のみを治療するのではなく、口腔全体として、左右バランスよく食物を全体に噛めるような治療を試みています。
　また、笑った時の笑顔の状態とか、顔の形が好感持てるような状態を考えながら、気遣って直しているつもりです。
▼自費で良い材料を使うからではなく、
　(a)どのように保険の枠の中で、
　(b)自費と保険の併用ならば、
　(c)自費のみならば、
　というような (1)いく通りかの方法を提示し、(2)説明し、(3)患者さんに選択していただき、(4)その設計と治療計画を立て、(5)了解していただいた上で (6)治療していきます。

▼当院では、削らない治療といいましたが、虫歯にならないためにとか、また歯周病をコントロールするために、フッ化物の塗布、食生活のアドバイス、ブラッシング等総合的な指導もしますし、定期的に来ていただいて口腔内を良い状態に保っていただくために、リコールもしています。